スマートフォンやタブレットの利用、動画配信や家電のインターネット接続技術(IoT)の目まぐるしい進化と共にインターネットはいまや私たちの生活になくてはならないインフラとなっています。
インターネットが進化するたびに求められるものが、情報伝達スピードと情報伝達容量のアップです。
昔はISDNというNTTのデジタル回線を接続して64kbpsであった情報量。動画配信などということは夢のまた夢の世界でしたが、いまや光回線の登場によって1Gbpsという超高速・大容量の通信が可能となり、美しい画像で見たいときにいつでも動画配信が見られる時代になりました。
携帯電話でもスマートフォンの登場でYoutubeの閲覧にはじまる高速・大容量の通信需要が高まり、データ通信の次世代規格「5G」では10Gbpsという無線通信での最速・大容量通信が可能になることが予定されています。
とはいえ、現在各家庭に普及している光回線が今のネット社会の主役。
そこで、今回は2年前に携帯電話をauからソフトバンクに乗り換えたことをきっかけに加入することととなった「ソフトバンク光」をご紹介したいと思います。
目次
ソフトバンク光とは?
総務省方針によりNTT光回線の他社開放をきっかけに生まれた「光コラボ」事業者です。
NTTの光回線を間借りする形で光通信サービスの提供を各ユーザーに行っています。
メリット
ソフトバンク携帯とのセット契約がオトク!
ソフトバンク携帯を契約されてる方であればソフトバンク光とセットで契約するとソフトバンク携帯の月額基本料が安くなります。
一人当たり1,080円(税込み)、ソフトバンク携帯とセットで契約をし続ければずっと割引が続きます。
家族契約すれば、人数×1,080円がお得になり、メリットがアップします。
他社携帯からソフトバンク携帯への乗換えを検討されている方は「ソフトバンク光」への加入も検討されるとよいと思います。
設置が簡単
「光BBユニット」
設置はいたってシンプル!
「光BBユニット」というルータを光回線につなぐだけでこの機械がルータとひかり電話の役目を果たします。
よくありがちな「光BBユニット」をPCに接続して複雑な初期設定が必要などということがありません。
NTTひかり電話・IP電話を利用可能!
別途契約すればソフトバンク光を契約しながらNTTのひかり電話をそのまま利用することが可能です。
また、ソフトバンクのIP電話「BBフォン」を利用することも可能です。
WiFi使って、携帯のパケット代を節約!
最近はYoutubeなどの動画サイトをスマホで見ることも多くなってきています。
その際、ソフトバンク3G、4G回線を利用すれば、持分のパケット代をどんどん消費してしまい、気がついたら低速モードになってしまったということはありませんか?
光BBユニットに標準装備のWiFiをスマホに設定すれば、自宅でのスマホのネット利用がソフトバンク光経由での利用になりますので3G、4G回線を経由せず、パケット代の節約にもなります。
ソフトバンク光を契約したら必ず、設定しておきましょう!
料金は?
一戸建て住宅 5,200円/月(税抜き)
マンション 3,800円/月(税抜き)
ソフトバンク携帯のユーザーは上記の金額から1,000円/月(税抜き)の割引があります。
まとめ
ソフトバンク光はNTT光回線を利用してサービスを提供する、いわゆる「光コラボ事業者」です。
ですので回線スピードやサービスエリアの点ではなんらNTTフレッツ光を利用するのと変わりありません。
ただ、ひとつ違いがあるとすれば、ソフトバンク光はなるべくユーザーの手間がかからないよう、ルーターさえつなげばすぐに利用できるようにしてある点です。
実際、光終端装置にソフトバンク光のルーターをつなげばインターネットも無線LANもひかり電話もすぐに利用できます。
5年ほど前にNTTフレッツ光を契約したときは、ルーターの設定でパソコンにソフトを導入したりとルータを光回線とつないでからのステップがさらにかかって大変だったことを覚えています。
今は改善されているのかもしれませんが、お客様視点で行けば、極力難しい、面倒な作業や手間は避けたいものです。
NTTフレッツ光のときにはあった1cm厚のマニュアルが、ソフトバンク光になるとA5サイズの1mm厚弱の薄い冊子になっていることも面倒な作業をユーザーに背負わせないようにしようという姿勢がうかがえます。
そういう意味でシンプルでスマートな使用感をソフトバンク光には感じました。