2019年10月からの消費税１０％増税と同時に導入される政府のキャッシュレス決済ポイント還元制度。
消費税増税分がクレジットカードなどのキャッシュレス決済で支払えば増税分相当のポイントが還元されるとあって、自店のお客様利用を見込んでキャッシュレス決済の導入を検討されている個人事業主の方もたくさんいらっしゃると思います。
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スーパーマーケットなどのレジ横に設置されているクレジットカードの端末価格は通常100,000円程度で個人事業の方が導入するにはかなりハードルの高い金額です。
そこで、今回は導入費用が通常の10分の1以下で導入できるクレジットカード決済導入方法をご紹介したいと思います。
最短翌日入金のSquare
Squareはスマートフォンに専用カードリーダーを差し込めばあっという間にクレジット決済端末になります。
つまり、高価な端末を設置する必要がありません。
三井住友銀行とみずほ銀行をクレジット決済の入金口座に指定すれば、最短決済日の翌日に入金されます。
それ以外の金融機関でも毎週1回入金されるので、クレジットカード決済によくある月1回や半月1回等のように入金サイクルが長くなることがありません。
AirPayは電子マネー・QRコード決済も取り扱いできます！
AirPayは決済専用端末とiPhone、iPadを用意するだけで、クレジットカードだけでなく、Suicaなどの交通系電子マネー決済も導入可能です。
交通系電子マネーの普及率の高い首都圏や関西圏、名古屋、福岡などの大都市圏で効果を発揮します。
また、全国に普及している電子マネーのApplePayやiD、QuicPayも利用できるので
交通系電子マネーが普及している地域以外もサポートしています。
それ以外にもAlipeyやLINEPayといったQRコード決済にも対応していますので、中国からの観光客が多い地域のインバウンド需要や１０代の若年層向けの決済手段として対応可能です。
SquareとAirPay、比較してみました
| Square（スクエア） | AirPay | |
|---|---|---|
| 決済対応ブランド | ・クレジットカード
VISA / Master/ AmericanExpress / Diners / Discover / JCB |
・クレジットカード
VISA / Master/ AmericanExpress / Diners / Discover / JCB ・電子マネー 交通系（Suicaなど）、iD、QuicPay ApplePay ・QRコード決済 支付宝（アリペイ） 微信支付（ウィーチャットペイ） LINEPay、ｄ払い |
| 運営企業名 | Square株式会社
（アメリカ・カリフォルニア州） 三井住友カードと資本業務提携 |
株式会社リクルートライフスタイル
（リクルートホールディングスグループ） |
| 初期費用 | 決済端末（Square Reader）購入費：
７，９８０円（税込） （※無料キャンペーンあり） |
決済端末レンタル料：
１９，８００円（税込、送料込） （※無料キャンペーンあり） |
| 決済手数料率 | ・VISA/Master/
AmericanExpress/Diners/ Discover 3.25% ・JCB 3.95％ |
・VISA / Master /
AmericanExpress 3.24％ ・JCB / Diners Club / Discover / iD / QUICPay 3.74％ ・交通系電子マネー 3.24％ ・QRコード決済 3.24％ |
| 売上入金サイクル | ・三井住友銀行 みずほ銀行への入金
翌営業日（月曜日の売上が火曜日に入金になる） ・上記以外の金融機関 週１回（毎週金曜日） |
・三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行への入金
月６回入金（毎月５日、１０日、１５日、２０日、２５日、末日） ・上記以外の金融機関 月３回入金（毎月５日、１５日、２５日） ・QR決済分 月１回 |
| 売上入金振込時の振込手数料負担 | なし（Squareが負担） | なし（AirPayが負担） |
| 決済に必要なスマートフォン端末 | iPhone,Android各端末 | iPhone,iPadのみ（Androidは不可） |
| 月額固定費用 | なし | なし |
| レシート出力 | 可能
（レシートプリンターを別途購入） |
可能
（レシートプリンターを別途購入） |
まとめ
以上、SquareとAirPayについて比較してみましたが、キャッシュレス決済の９０％以上がクレジットカードで行われている現状（※１）ではあえて、電子マネー、QRコード決済は必要ないと思われます。
※１出典 日本銀行 決済機構局 「キャッシュレス決済の現状」
https://www.boj.or.jp/research/brp/psr/data/psrb180928a.pdf
その点で、費用も最小限ではじめられ、なおかつ決済に使用するスマートフォン端末もiPhone、Androidと幅広く利用できることを考えればSquareが最もトータルコストを抑えられるのではないでしょうか。
入金サイクルが条件付で売上日の翌日と資金繰りの心配をしなくてよい点もSquareが利用しやすいところでしょう。
まずは、Squareでスタートし、事業規模が拡大しはじめたらAirPayを利用といった流れにしてもよいかもしれません。
また、Squareも電子マネー決済に対応する予定のようですので、将来的にはSquareも決済手段の使い勝手が向上していることでしょう。
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