前回に引き続き、今回は社労士試験の勉強を行っていくうえで陥りやすい注意点についてお伝えしたいと思います。
たくさんのテキスト・問題集などに手を出す
数多くの問題集やテキストに手を出してどれも中途半端に終わっていることはないでしょうか。
望む結果を早く手に入れたいばかりに数多くの書籍に手を出したい気持ちはわかるのですが、それではあれもこれもと気が散ってしまい学習に集中できません。
それよりは1つに絞ってテキスト・問題集を選び、それを何度も繰り返し読み込んだり、問題集を解いたりすることです。
受験生には皆平等に時間が与えられています。
これはすなわち、どの受験生も限られた時間の中で試験勉強に取り組まなくてはならないということ。
限られた時間の中で以下に結果を出すか?
これがとても重要になってきます。
大切なのは、試験合格という結果を出すということ。
たくさんのテキスト・問題集に手を出し、試験勉強を行った気になるのは単なる自己満足でしかないと思います。
問題集に直接鉛筆等で解答を書き込まない
何度も問題集を解いて出題パターンを体に染み込ませていくことが大切だと前回の記事でお伝えしたと思います。
それを実践するために、問題集に直接解答を記入しないことです。
直接解答を記入してしまうと、消しゴムで解答を消したとしても筆跡が残り、再度その問題集に取り組むときに解答がわかってしまいます。
そうならないために、問題集の解答は直接問題集ではなく、ノートなどに書き取り、何度でも再利用できるようにするのです。
そうするうちに設問の内容を読むだけで解答の選択肢を読まなくても答えが自然と浮かんできます。
問題集を繰り返し解いていてここまでになれば相当なもの。
先ほど述べた出題パターンが体に染み込んだ状態となっているのです。
社労士試験は解答に1問あたり2~3分しか費やせません。
ですから出題パターンを染み込ませる必要があり、そのために問題集を何度も解く必要があるのです。
私の経験では、1冊の問題集を最低5回は繰り返したでしょうか。自分が利用した東京法経学院さんの通信教育に付属していた問題集をそのくらい繰り返し使用しました。
勉強に費やす時間を決め、それを徹底する
昼間仕事をされている方は試験勉強に費やす時間は仕事を終えた後しかありません。
試験勉強をしていると惰性になってつい、テレビを見たり、スマホをいじったりしてしまいます。
そうならないために、勉強する時間を決め、それに集中すること。
特に勉強中はテレビを見たり、スマホをいじったりするのは控えましょう。
テレビを見たり、スマホをいじったりして勉強中の集中力が途切れると、再度勉強に集中できるようになるまでに30分程度かかるといわれています。
せっかく集中していた時間を失うのはそれだけ試験合格という望む結果から遠ざかっていると言えます。
テレビのリモコンは手元に置かない。
スマホはマナーモードにし、勉強中は通知音が聞こえないようにする。
勉強する時間は2時間。
是非、この3点に絞って集中してみてください。きっとあなたの望む結果が得られることでしょう。
まとめ
今回お伝えしたかったことは、「集中する」ということ。
時間に「集中する」
教材に「集中する」
成果(結果)に「集中する」
「集中」してあなたの望む未来をグッと引き寄せましょう!
社労士通信講座を開講しているLEC(東京リーガルマインド)さんです。