毎月もらったお給料、気がついたら給料日前なのにほとんど残っていなかったという経験はありませんか?
私も、何かを買うときは慎重に吟味して無駄なものを買わないようにしているのですが、気がつくと給料日5日前なのに銀行口座の残高がほとんど残っていない事がありました。
なぜ、そうなってしまうか、理由は簡単。
今いくら使っているかという情報がないからです。
心理的にあとこれぐらいしかお金が残っていないとわかっていれば支出を抑えはじめますが、それがわかっていないと、「まだ大丈夫」、「まだ大丈夫」と根拠のない理由が頭を支配してしまい、気がついたらお金がなくなっていた!ということになるのです。
それをなくすためには、今いくら使っているのか?という現状把握をすること。
そのためのツールとして、今回マネーフォワードさんから提供されているiPhone,Androidアプリ「Money Forward ME」をご紹介いたします。
目次
家計簿はスマホカメラでパシャ!
このアプリの便利なところは、スーパーなどで購入したレシートを撮影すれば、内容を読み取り、自動的に支出の記録をしてくれるところです。
そのカンタンさをご紹介します。
Money Forward MEの初期画面
初期画面の下のアイコンにある「入力」をクリック。
レシート撮影モードに切替
そうすると、収入もしくは支出の入力画面になりますので、「支出」のタブをクリックして、右上のカメラマーク「レシート」をくりっく。
これで、レシートの撮影モードになります。
レシート撮影
そうすると、このようにレシート撮影モードに切り替わりますので、蛍光灯の光でスマホや自分の影がレシートにかからないように撮影します。
経験上、明るすぎる(直射日光が差し込んできて撮影時にレシートに日光が反射するような状態)のはうまく読み取りが出来ないようです。
部屋の蛍光灯下で撮影すればまず読み取りできると思います。
読み取り結果
このように、支払った金額が簡単に読み取ることが出来ます。
もちろん、購入した店舗も読み取り結果を自動表示しているので、どこでお金を使ったかも一目瞭然です。
もし、ここで読み取り結果がレシートと異なっていれば、左上の<印をクリックして再度レシートを撮影しなおすか、直接金額や店舗面の表示欄をクリックして手入力で修正してください。
購入品目別の読み取りも可能
このように、購入品目別に読み取ることも可能ですので、何を買ったかを保存したいときはこちらで保存するのがいいと思います。
支出状況の確認
こうして、レシート撮影で入力した内容を確認することも出来ます。
いつ、いくら支出したのかが明確にわかります。
また、現在の支出合計と収入金額から差し引きした残額も表示されますので、お金を使いすぎていないか?
使いすぎていたら、あとどのくらいまでだったら使えるか?
それをカンタンに確認できます。
入力したデータの分析・対策
このようにして入力したデータを分析して、今後の支出方針を対策することがお金を残すことにつながります。
食費、娯楽費といったカテゴリー別の集計を確認し、娯楽費が多ければ「今月は遊びに使いすぎたから来月は抑えよう」と今後のお金の使い方について方向性が決められます。
貯金の目標がある方は、支出の残額から1ヶ月の貯金予定額を差し引いた残りが現実に今月使用できるお金になりますので、そこから支出をコントロールしていくことが出来るようになるでしょう。
終わりに
マネーフォワードMEの良いところは、なんと言ってもスマートフォンのカメラでレシートを読み込んで簡単に家計簿を記録できる点です。
今までは、ノートに手書きしたり、スマートフォンの家計簿アプリでも手入力が必要であったりと記録が面倒になって家計簿が続かないことが多かったと思います。
その面倒さを一気に解決している点が素晴らしい!
また読み取りスピードですが、実際使ってみて、レシートを読み取って支出の記録をするまでの時間が約10秒で済む素早さがなんといっても爽快です。
あと、レシート読み取りの正確性ですが、外でも部屋の中でも普通に本が読める程度の明るさが確保できれば十分正確な読み取りが可能です。
昔はこの類のアプリに出会っても文字の読み取りスピードや正確性のところで引っかかっていたことが多かったですが、それも見事にクリアーしています。
極力やりたいことに集中したい自分にとって家計簿は重要であるけれどもあまり時間をかけたくない作業です。それが、10秒もあれば処理できる早さがとても気に入っています。
もっと早く出会えたらよかったなぁ、と心底思います。
10秒で家計簿が記録できるなら是非やってみたいと思いませんか?