暦は2月中旬、そろそろ春に向かって周りの景色も徐々にその様相を見せはじめています。
旅行や行楽のシーズンを迎え、旅行を計画されている方も多いでしょう。
特に今年は改元に伴い、5月のゴールデンウィークが長いところでは10連休の企業もあるとのこと。長期連休にぜひ、普段行けない所に行ってみたいものです。
そこで、今回は愛媛県松山市の重要な観光スポットである松山城をご紹介いたします。
皆様の旅行計画の一助になれば幸いです。
春や昔 十五万石の 城下かな
これは、明治時代に活躍した松山市出身の俳人、正岡子規が東京から松山へ帰省した際に昔の松山城下を懐かしんで詠んだ句です。
松山市は正岡子規や同じ時代に活躍した小説家・夏目漱石を輩出している関係から、特に俳句を詠むことが盛んな土地柄であり、市内の至る所に自分の詠んだ俳句を投稿できる「俳句ポスト」があります。
松山市内の勝山町交差点の一角にはこのような俳句掲示板もあり、市民の俳句に対する情熱を大いに感じます。
このようにのどかさを満喫できる場所なので、普段の都会の喧騒から離れ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
松山城本丸への行き方
松山城本丸へは東側から観光ロープウェイ・リフトを利用する方法と、西側から自力で登っていく方法があります。
今回は西側から自力で登っていくルートをご案内します。
西側二の丸庭園入り口から入っていくと早速石垣が・・・
城の風情を感じさせます。
恋人の聖地・二の丸史跡庭園
二の丸史跡庭園です。
明治時代、日露戦争にまつわるロマンスを秘めた金貨が出土したことや、結婚式の前撮りで年間500件ほど利用されていることからNPO法人地域活性化支援センターから「恋人の聖地」に認定されたそうです。
縁起の良い場所としてデートで訪れるのにもいいですね!
西側登山口と東側登山口の合流点です!
ほとんどの方は東側の観光ロープウェイ・リフト登山口から来られます。
通路の先に松山城本丸が見え、あと少しで到着できそうです。
本丸到着!
本丸到着です。本丸には観覧料を払って入れます。
この本丸広場は春先のシーズンになると桜が満開になりますので、お花見会場に変わります。
本丸広場には春の訪れを感じさせる花が咲き始めています。
暖かくなるにつれて、さらに満開の勢いを増していくことでしょう。
びっくり! 伊予弁をしゃべる自販機
本丸広場にある売店の横に伊予弁をしゃべる自販機を発見!!
お金を入れると
「よーおいでたなもし!」
(いらっしゃいませ)と歓迎の言葉が・・・
購入しようとしたHOTブラックコーヒーがあいにく売り切れていました。
そこですかさず、
「すまんこと、そのしょうひん、ようはけてないぞな」
(申し訳ございません。その商品は、好評につき売り切れました。)
と伊予弁を連発!!
仕方なく、返却レバーを押してコインを返却口から取ろうとすると・・・
「だんだん、おつりをとってつかわさい」
(ありがとうございます。お釣りを取ってください。)
これが結構うけます!
松山だなぁ、というノリを感じます。
あと、うわさのポンジュース(みかんジュース)が出る水道の蛇口もありました!
以上、松山城だけでも結構楽しめるところが楽しめる箇所が満載です!
皆様のご来松、お待ちしております!!
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