これは今私が愛用しているスマートフォンです。
以前はAndroid愛用者でしたが、当時のAndroidスマートフォンは使用時間を重ねていくとともに重くなっていき、動作が固まって動かなくなることもしばしば。
そのたびに再起動を繰り返し、2年も経つと機種変更しないと再起動が頻繁に発生、不便な状況でした。
「iPhoneは軽い」という噂を聞きつけ、前回通信キャリアをauからソフトバンクに変更したのをきっかけに初めてiPhone6を利用。
無料でもらった端末でしたので、容量が16GBしかなく、内臓カメラやICレコーダーアプリを利用するとすぐに容量が一杯になってしまいます。
そこで、現在のiPhone7 128GBに機種変更。これで容量の問題はなくなりました。
また、iPhone7は初めてFelica ICチップを搭載し、モバイルSuicaやiDが利用可能になったのが機種変更したもう一つのきっかけです。
使用開始から、昨年11月で満2年が経過しましたがAndroidの時のようにスマートフォンの動作が重くなったりすることなく今も軽快に動いてくれています。
ところが、2年も経つと充電してもバッテリー消耗が激しく、朝100%充電ができていても昼になれば20%ぐらいまで激減し、使用に耐えられなくなってきていました。
私の場合、スケジュールアプリで毎日の予定やタスクを確認したり、チャットアプリを仕事で利用している関係でスマートフォンのバッテリーが半日で落ちると仕事に差し支えます。
ソフトバンクからは機種変更のおすすめということで、案内状が来ることも多くなってきましたが特に動作上の問題もないので、機種変更するつもりもありません。
そこで、バッテリー交換して引き続き利用することにしました。
バッテリー交換の目安
iPhoneはバッテリー交換の目安がわかるようになっています。(iOSのバージョンが11.3以降、iPhone6以降の端末が対象とのことです)
自分の端末がバッテリー交換時期かまずは確認してみましょう。
ホーム画面>「設定」画面>「バッテリー」をクリック
「バッテリー」画面>「バッテリーの状態」をクリック
「最大容量」が交換目安の80%以下になっているかを確認
上記画面はバッテリーを交換した後の画面ですので、バッテリー容量が100%になっていますが、交換する前は82%になっていました。
修理受付をしてくださったAppleサービスプロバイダーのスタッフの方によれば、「バッテリー交換基準として最大容量80%以下というのがありますが、それはあくまでも目安なので、普段の使用感でバッテリー消費が激しい場合は交換したほうが良いですね」ということでした。
私の場合は、仕事でiPhoneを使用する関係上、半日でバッテリーがなくなるのは使用に耐えないので交換することにしました。
交換はApple正規サービスプロバイダへ!
よく「iPhone修理専門店」ということで、Appleと無関係の修理業者がいらっしゃいますが、私は、Appleより認証を受けたサービスプロバイダ(修理業者)にバッテリー交換を依頼しました。
製造元でないとわからない情報も持っているであろうし、正規サービスプロバイダであれば純正部品を扱ってくれます。
また、メーカー保証期間内であれば保証修理で修理代が無料になることがあるのも大きな魅力です。
そして、最大の理由は何よりも自分のプライバシーのかたまりであるiPhoneなので、正規サービスプロバイダー以外のところに修理を頼むのはいくら修理費用が安く済むと言っても自己のプライバシーを守る点で少し難があると思ったからです。
Appleも全世界で愛用される端末の修理において自社の信用に関わる問題が発生することは極力避けたいと考えていると思います。
その点においてAppleも正規修理業者として認証する以上、認証する相手の社会的信用度合いや能力などを総合的に判断して決めているでしょう。
精神的安心を買う、という意味で多少修理代金の値が張ってでもApple正規プロバイダに修理を依頼するのが賢明だと感じます。
だからと言ってAppleに認証されていない修理業者が問題があるということではありません。
これは、修理を依頼される皆様方の考え方にもよりますので最後は自己判断になりますが、判断に当たってはスマートフォンという情報端末が持つプライバシーデータの重要性をよくお考えになられたほうが良いと思います。(一度自分の情報がインターネットに流出してしまうと回収するのは不可能です。)
バッテリー交換の手続き
今回は愛媛県松山市にあるApple正規サービスプロバイダ「カメラのキタムラ 松山大街道店」にバッテリー交換を依頼しました。
カメラのキタムラさんはデジタル一眼レフカメラの販売やデジカメプリントなどで知らない人はいない有名な一大カメラチェーンです。
「カメラのキタムラ 松山大街道店」は松山市の商店街「大街道」アーケードに面したところにあります。
伊予鉄道市内電車「大街道」電停から徒歩10分程度で到着します。
カメラのキタムラ 松山大街道店 地図
Apple製品の修理には基本的にAppleウェブサイトの修理窓口ページから修理時間の予約を入れる必要があるのですが、こちらは予約なしでも状況に応じて柔軟に対応してくださるということでこちらにお願いしました。
ただこれは、サービスプロバイダによって対応が異なるので、予約なしで修理を依頼する場合は一度サービスプロバイダに直接電話をして確認されるほうが良いでしょう。
実際、出張先で時間の空いているときにとある正規サービスプロバイダにバッテリー交換を依頼しようとしましたが、「Appleで修理予約を入れてもらわないと受付できない」というところもありました。
待ち時間は?
13時30分に入店・バッテリー交換依頼。
店員さん:「液晶カバーを取り外せますか?」
Hide:「(心の中で・・・ ”「液晶カバー」は取り外してもその間、液晶密着面を保護する方法がないな・・・ それに液晶カバーを一回はずしたものを再度取り付けするのは以前うまく張りつかなかったことがあるし、そのままで交換できないか聞いてみよう!”)
「液晶カバーは再度取り付けが難しいのでそのままでバッテリー交換をお願いできませんか?」
店員さん:「バッテリー交換の際、万が一液晶カバーが破損することもあるのでそのときはご容赦いただけますでしょうか?」と確認を受ける。
Hide:「(心の中で・・・ ”まじか!! でも、本当に液晶カバーが破損したときは新しく購入して取り替えればいいか・・・”)
「わかりました。お願いします。」
以上店員さんからの確認を了承する。
14時50分に修理完了予定のということで引換証を受取り、いったん店を出ました。
1時間20分で交換完了するということで、修理時間については自分がイメージしていたぐらいの時間でした。Appleサイトからの予約も入れていなかったので修理にかかる時間については妥当だと思います。
交換完了!
14時50分再入店。
店員さん:「外観の破損やデータ消去などなく、無事交換が終わりましたので(iPhoneの)確認をお願いします。」
Hide:「(心の中で・・・ ”破損するかもしれないと言われていた液晶カバーに破損はないし、データもすべて残っている。何も問題がなくてよかった・・・”)
確認しました。問題ありません。ありがとうございます!」
交換費用を精算し、バッテリー交換済みのiPhone7を受け取って退店。
交換費用
バッテリー代金 2,974円
交換技術料 2,858円
合計 5,832円(税込)
この交換費用は人により受け取り方は様々ですが、私は決して高くないと思います。修理箇所について3ヶ月の保証も付いているので、3ヶ月以内にバッテリーの不具合で問題が発生すれば、無償修理が受けられるでしょう。
以上の内容を総合的に勘案すればやはり、Apple正規サービスプロバイダで交換するほうがトクではないでしょうか?
交換後の状況
このグラフはバッテリー交換後のiPhone7バッテリー残量です。
バッテリー交換前なら朝6時に充電器からiPhoneを切り離して、昼12時までにはバッテリ残容量が20%台になっていましたが、現在は夜8時台でも52%容量が残っています。
職場で充電する必要がなくなり、使い勝手が格段に向上しました!
まとめ
つい最近まで端末代金の半額以上を携帯キャリアが補填しスマートフォンを購入するというのが普通に行われていましたが、現在は総務省の指導で少なくとも私が利用するソフトバンクについては端末代金と通話・通信料金を完全に切り離した料金体系に変更になりました。
端末代金はiPhoneの最新機種でも100,000円を軽く超えるものばかり・・・
このような携帯キャリアの料金体系変更で購入時の端末負担はバカにならなくなりました。
これからは、「一度購入したスマートフォンをバッテリーを交換しながら長く使おう」という考え方も増え、端末機種変更の頻度は徐々に減っていくことでしょう。
そういう意味で、今回ご紹介したiPhoneバッテリー交換等を利用していくのも支出抑制していく上で意義あるサービスだと思いますので検討してみてはいかがでしょうか?