最近はスマートフォンに搭載されているデジタルカメラの性能が著しく向上してきており、誰でも簡単に写真撮影ができるようになりました。
一昔前のフイルムカメラの時代、写真撮影といえば、カメラ本体に撮影フイルムを装てんして、撮影終了後、写真店に現像という画像化処理に出し、そこからプリントしてやっと1枚の写真になるという複雑な過程が必要でした。
ですが、今は誰でも気軽に写真を扱えて自分の思いのままに表現できるいい世の中になったと思います。
さて、話は変わって私のカメラ暦のお話をすると、私は大学生のころから20年以上一眼レフカメラを愛用している一眼レフカメラ愛好者です。
一眼レフカメラの長所はやはり、ズバ抜けた表現力!
これは、コンパクトデジタルカメラやスマートフォンの内臓カメラでは真似できません。
被写体にスポットを当てた撮影を思いのとおりに表現できる創造性豊かな一眼レフカメラはこの先もずっと需要がなくならないだろうと思います。
そんな自称愛好者が10年以上私が愛用し続けてきたCanon EOS Digtal N(標準ズームレンズセット)ですが、1年ぶりに記事を書くのに必要な写真を撮影しようとするとエラーが出て撮影ができないではありませんか!!
メーカーに問い合わせるも、部品供給終了で修理できないということでやむなく買い換えることにしました。
ですが、長年利用してきた一眼レフカメラですのでやはり愛着があります。
すぐに処分してしまうのも何かもったいないような気がしましたので、ジャンク品(故障品)でも買い取り実施している「ジャンク品カメラ買取ジャパン」さんに買取できないかどうか依頼してみました。
依頼商品一式
今回買取依頼した一式です。
【カメラ本体】
・Canon EOS Kiss Digtal N
【ズームレンズ2本(レンズフードつき)】
・EF-S 18-55mm 3.5-5.6 Ⅱ USM
・EF 75-300mm 4-5.6 Ⅱ
バッテリ
充電器
マニュアル
カメラ本体
このカメラの購入は2005年頃でしょうか、以前使用していた35mm一眼レフフイルムカメラからデジタル方式に買い換えた初めてのカメラでした。
当時はデジタルカメラが急激に市場を拡大し、フイルムカメラの需要が激減していった頃です。
フイルムカメラのフイルムは映写機のフイルムのようにカメラのレンズを通じて外の景色を写し取る役目があります。
前置きでお伝えしたように、フイルムは感光(撮影途中でフイルムセットしているカメラの蓋を開いてフイルムを光に当ててしまうこと)させたりしてはいけない事や、プリントするために近所の写真屋さんに現像という撮影した内容を画像化する処理をしてもらう等、扱いが大変複雑でした。
デジタルカメラはそんな手間を一気に省けるという手軽さがうけて、急激に普及していったことも容易に想像できます。
EOS Kiss Digtal N のロゴ。
Canon一眼レフカメラの良いところは、スタイリッシュでかっこいいところでしょうか。
一眼レフカメラを構えるときの姿はそれなりに良く見えるもの。
そんな利用する人の心をうまくつかむCanonさんのカメラが好きで、Canonさん以外のカメラを購入したことがありません。
記録メディアも今はほとんど見かけなくなったコンパクトフラッシュです。
これもデジタルカメラ黎明期の時代を感じさせるものです。
右手のグリップのところが磨耗してはげています。
査定に響く使用状況ですが、長年愛用してきた勲章だと感じます。
今回買い換える原因となったカメラ本体のエラー。
シャッターを押しても撮影ができません。
フイルムカメラ時代から愛用してきたEFズームレンズ75-300mmです。
レンズの中にカビが発生し、かなり厳しい査定になるものと思います。
査定依頼
「ジャンク品カメラ買取ジャパン」さんのホームページにあるメニュー「24時間受付:匿名簡単無料査定」から申し込みフォームに必要事項を入力します。
査定に必要な写真(私の場合、先にお見せした現在のカメラの状態を撮影した画像)をzipフォルダーに複数枚入れて圧縮し、申し込み送信を完了。
申し込みフォームに入力した写真と買取依頼者からの状態申告内容で買取の可否を判断しているのは、実機を送付する手間が省ける点、とてもユーザー視点に立った買取方法だと感じました。
おそらく、実機を査定しても、写真と申告内容から査定しても結果に大差はないと言うことだと思います。
あと、実機を送る場合、今は買取業者が送料を負担する流れになっており、その点でも買取業者としても経費節減のメリットがあるのでしょう。
買取申し込みは2月8日に行い、2日後の2月10日に査定結果のメールが戻ってきていました。
さて、その結果は???
結果
メールの内容は、「大変申し訳ございません。買取対象外商品となります。」でした。
あらかた予想していたとはいえ、買取不可になってしまったことは残念です。
買い取っていただくこともできないようなので、EOS Kiss Digtal Nの今までの活躍に感謝して、使用を終えたいと思います。
長い間ありがとう!! EOS Kiss Digtal N!
買取査定を利用しての感想
今回、「ジャンク品カメラ買取ジャパン」さんのジャンク品買取査定を利用して感じたことは、まず、買取する前提として、修理して再販売することができるものかどうかが一つの鍵だと思います。
買取業者としてもボランティアではないので、買い取った価格以上の値段で売れないことには収益事業として成り立ちません。
今回の私が買取依頼したEOS Kiss Digtal Nは故障品でなおかつ、メーカーから修理部品が調達できない状況では買い取ったとしても修理できず、再販できないという判断が働いたのだと思います。
この買取を利用する一つの目安は、メーカー修理が可能かどうかが一つのキーポイントだと感じます。
私が買取依頼したカメラは残念ながら再び活躍することはありませんでしたが、この記事をお読みの皆様は、「メーカー修理が可能か」というのを一つの判断材料として買取依頼を出してみられると良いでしょう。